保険外サービスの上手な使い方①

保険外サービスの上手な使い方①急なお手伝いが必要になったり、長時間の付き添いが必要な時にだけ利用する!!

介護保険には高齢者の生活を守るサービスがたくさんありますが、ほぼすべてのサービスがケアマネージャーや包括支援センターが作成したケアプランに沿って介護サービス事業所がサービスを行うという形で成り立っています。よく言えばしっかりとスケジュールが組まれているので安心ですが、悪く言うとケアプランにないサービスを受けたくても融通が利きません。逆に保険外サービスは保険適用では無いものの、利用にあたってケアプランの作成も必要とはしませんのでサービス提供までの手続が圧倒的に少ないのです。

例えば、急な来客があるので利用日ではないが明日訪問介護を利用したいとか、今日はいつもより長く仕事をしてほしい。といってもなかなかケアプランに無いことには対応ができません。利用するにあたり内容を少し変えたり追加するだけでもケアマネさんを通してケアプランを作成し直したり、担当者会議を開かなければなりません。
ですので来月から変更などは可能でも『急なお願い』や『今日だけのお願い』は対応が難しいのです。また利用の形が少し変わる度にケアプランを作り直すことはご本人様も大変ですしケアマネさんにもなかなか了承してもらえません。

そこでこのような介護保険サービスでは対応が難しい時にこそ保険外サービスを使います。保険外サービスには電話だけでの申し込みが可能であったり、サービスの利用時間が選べたりするといった自由度の高いメリットがあります。

日常的な支援は介護保険サービスを利用し出費を抑える。そして急な用事や時間のかかる病院受診の付き添いなどには手続きの簡単な保険外サービスを使う。このように介護保険と保険外サービスを併用することでより安心した生活が送れるのではないかと思います。

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